111弁当箱法による食事の実際とその応用

111弁当箱法

前回更新からかなり時間が経ってしまいました。おまたせしてすみません。今回は、1:1:1お弁当箱栄養管理法(111弁当箱法)を使った実際の食事を見て頂きます。

更に、最後には日常の食生活に取り入れる方法の提案(応用編)についても説明したいと思います。お弁当箱法を使って日常の食事の過不足やバランスを修正して、オーダーメイドのバランス食を習慣化する方法です。

Ver.1.0:2023年12月17日投稿

実際の弁当メニュー

最初に色々な食材を使ったお弁当例(8食)を見ていただきます。

なお、お弁当の食材は「株式会社せいらくフーズ」で販売されているお惣菜を用いています。また、2023年11月現在、「株式会社せいらくフーズ」から111弁当箱法を用いたお弁当も販売されています。

お惣菜からのお弁当作成、写真撮影、栄養解析については、管理栄養士 塚田先生にご協力して頂きました。

日常生活の食事への応用法

最後に、私どもが提案している日常生活での使い方について、応用例を示します。

111弁当箱法を用いたお弁当を食べるという方法は、オーダーメイドの適切な量とバランスを保った食事療法を実践するためにお勧めできる方法ですが、毎回、毎日、お弁当を食べるわけにもいきません。そこで、お弁当箱法を日常の食事に取り入れる方法や、お弁当箱法を用いて現在の食事の過不足やバランスをチェックする方法を紹介します。主に提案する方法として、2つの方法があります。

1)弁当箱から日常生活の食事へ

 まず、典型的なお弁当の写真を見ていただきます。最後の図に示した左のお弁当は、具体例の最初に示した「鶏肉のチーズパン粉焼き・豆腐ハンバーグ弁当」です。実際の食卓で食べるように、お弁当で作った食材をそのままお茶碗とお皿に盛り付けなおしてみますと、ちょうど1人前のバランスの取れた食事になっていることが分かります。

 このように、111弁当箱を使って自分に適した食事を作り、それを日常の食事として、お茶碗やお皿に盛り直してもらうことで、日常の食事の適正なバランスと量を確認して頂く事ができます。

 このような確認は、永遠と毎回する必要はなく、ご自宅で複数回実践してみると、自分に適した量とバランスが分かるようになりますので、自分で理解できたと思ったら、弁当箱を使わずに直接盛り付ければ良いのです。その後は、量やバランスが分からなくなった時や、数週間か数か月に一度くらいのペースで定期的に行い、適切な食事を継続してオーダーメイドのバランス食を習慣化するために使ってみてはどうでしょうか。

2)日常生活での食事から弁当箱へ

 別の利用法として、現在の食事の量とバランスが適切かどうかをチェックする道具としても使えます。

 日常生活で食べている食事を、ご自身用に準備した弁当箱に詰め直して見ましょう。普段の食事の食材毎の過不足が分かります。

お弁当箱に入り切らなければ、「多い」ことを示していますし、お弁当箱のスペースが余っていれば「少ない」ことを示しています。このように、食事チェッカーとして使ってみてください。

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